土曜の回収率は55%の養分です。
ダービーが終わった時点ではこの世代はソールオリエンスとタスティエーラの二強だと思っていましたが、夏を越えてわからなくなってきました。
今回の本命馬は◎7タスティエーラです。
器用でスタミナのある先行馬という印象です。また阪神開催ではありますが、ここ二年の勝ち馬は美浦所属の逃げ先行馬かつ弥生賞勝ち馬で、この馬も同じな上、負けないくらい強い馬だと思っています。懸念点はいくつかあり、まずは長期休みの初戦である点です。長距離戦では叩いた方がいいという定説に加え、私は叩き良化型だと思っています。次に初の輸送、関西のレースになる点です。最後にダービー直行から菊花賞は結果が出ていないローテですが、この馬が乗り替わりではダービーを勝てないといった定説を覆す馬なので、なんとかなるんじゃないかと思っています。
その他の印
○8サヴォーナ
ここ二戦の内容が良くこの評価です。スタミナがある上に自在性のある先行馬で、陣営も自信を持っているのも好印象です。キズナ産駒はクラシックで結果が出ていませんが、ディープボンドのように下りで加速して粘りきれないかなと期待しています。懸念点としては馬体が大きい上に成長している点です。筋肉がつきすぎて意外と距離適性は2600までな可能性もあると思います。また地力が足りない可能性もあると思いますが、そこは池添Jの勝負勘に期待します。
▲14ソールオリエンス
素質は誰もが認めると思いますが、個人的には前走で評価を落としました。夏を越えての成長がなかった印象です。コーナリングで膨らむ、後方からのレースになってしまう自在性のなさ、体重が増えないなど、まだまだ才能の原石だと思いますが、一方で皐月賞のように突き抜ける可能性もあると思います。懸念点は成長のなさ、初の輸送に加えて騎手です。横山武Jは初の京都3000になる上に、今年の京都でも苦戦している印象です。ただでさえ騎手が大事な長距離戦でこれはデメリットだなと判断し、この評価としました。
△11サトノグランツ
父子3代制覇がかかっている上に、前走はかなり強い競馬でした。操縦性が高い上にズブさを長距離でカバーできれば勝ってもおかしくないと思います。この評価になった理由は、まだ阪神専の可能性が残っている点と騎手です。川田Jは長距離になるとマイナスの印象です。今春のボルドグーシュの二戦を思い出すと本命にはできないと思ってしまいました。
△17ドゥレッツァ
夏の上がり馬×ルメールJで人気していますが、長距離戦ではルメールJなどベテランを抑えたいです。馬の距離適性は怪しいですが、大外から思いきって下げ、終盤まで脚を溜めるのかなと見ています。ただルメールJは土曜はそこまで良くない印象でした。京都を攻略できるのかは注目です。
穴13ナイトインロンドン
前走は馬具が合わない、イレ込み、仕掛けどころを誤るとひどい大敗でした。評価を下げこの人気ですが、もし負けた理由が全部解決できれば、3着はあるかもしれないと思っています。消耗戦狙いになりますし、ここがダメでもダイヤモンドステークスとかで見てみたい一頭です。
消した注目馬たち(来たら諦めます)
1トップナイフ
2000の小回り専だと思いますし、土曜のノリさんを見ると、前か後ろでポツンかなと見ています。
9ノッキングポイント
元々1600~2000の馬に見える上に、新潟記念から菊花賞ローテはブラストワンピース、フェーングロッテンもダメでした。
12ハーツコンツェルト
サウスポーか東京専のどちらかだと思います。ここよりアルゼンチン共和国杯で買いたかったです。
15ファントムシーフ
2400くらいまでがベストだと思いますし、内枠から先行に期待しましたが、大外は大幅マイナスです。
6リビアングラス
ホウオウプロサンゲのような単騎逃げが決まれば怖いですが、距離が持たないに賭けます。
買い目予定
◎ 単勝
◎ー○▲ 馬連、ワイド
◎▲ー△ ワイド
パドックを見てここから絞ります。また、三連系は難しいと思います。
三強決着にならない気がしていますが、皐月、ダービーはソールとタスティでガチガチでした。基本は堅め決着だと思います。