すいきの城

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【重賞回顧】日本ダービー〈2023〉

スキルヴィング号のご冥福をお祈りします。

 

購入した馬券

◎5 単勝300円

◎5―○2 馬連100円、ワイド200円

◎5―▲14△11△12 ワイド各100円

○2ー▲14 ワイド100円

掛け金1000円 払戻金1180円

今年の回収率 69%↓

ダービーはソールオリエンス、スキルヴィングを中心に買いましたが、ハーツコンチェルトのおかげでプラスでした。しかしメイS、目黒記念、高知ナイターで負けたため、土日合わせると800円ほど負けました。

全体的な感想としては、どスローの前残り展開を見て、この世代は2歳戦からスローの瞬発力勝負が多かったのを思い出しました。また色々とあったため、今まで見たダービーで一番モヤモヤする結果となりました。夏からは古馬との戦いも始まりますが、混ざって勝てるかはかなり怪しいと思います。

 

以下、各馬の感想

1着 △12タスティエーラ

疲労もなく、スローな流れも向いて見事な勝ちでした。G1のレーンJは冷静かつ上手いですね。また弥生賞の勝ち馬はやっぱりクラシックの中心になるんだなと再確認しました。秋は天皇賞より菊花賞のほうがいいんじゃないかなと見ています。あとサトノクラウンからダービー馬が出たのと、共同通信杯の時にはクラシック参戦自体が危ぶまれていたのは面白いですね。

2着 ◎5ソールオリエンス

リバティアイランドくらい信用してました。展開が向かない、進路がないなど不運もありましたが、やっぱり強いと思います。ただ午前中に武志Jがウィナーズサークルでファンサしまくっているのを見て、これ負けフラグかなと少し思ってしまいました。この馬はまだまだ伸びしろがあると思いますが、菊花賞は少し長いかなという気がします。かといって天皇賞古馬に勝てるかも怪しいです。負けはしましたが世代トップレベルなのは間違いないので、今後の成長に期待です。

3着 △11ハーツコンチェルト

当初穴候補に挙げていましたが、パドックの様子から評価を上げて正解でした。左回りか東京が抜群に合っていると思うので、菊花賞よりは秋天で見たいです。松山Jは結果的にこの馬とタスティエーラとこの世代の大物2頭をモノにしていました。いずれダービーを勝ってほしいです。

4着 ✕1ベラジオオペラ

馬券は切りましたが、内有利を活かして上がりも1位でした。やっぱり強いと思いますし、最初はこの馬が3着と思ったくらいの鋭さでした。距離は2000m以下が合っていると思うので、秋以降に期待ですね。重馬場適性もあって先行できる差し馬なので、重賞はまた勝てると信じています。

5着 15ノッキングポイント

この馬は秋以降と信じて切りましたが、強いのがバレてしまったという印象です。元怪物が1勝クラスから立て直して成長してるのは知っていたので、ラジオNIKKEI賞あたりに出るなら狙いたいと思っていました。私の見込みよりもずっと強かったですね。大箱専用で、2000m前後が買い時だと思っています。

6着 3ホウオウビスケッツ

内有利のバイアスはありますが、ベラジオオペラより最適距離が短いと見たため馬券は切りました。丸田Jがスローペースを作り上げたのはこの馬にとって大正解だったと思いますし、直線で一瞬夢も見ました。秋は2000m以下が買い時だと思います。個人的にはダートでも一度見てみたいです。

8着 ▲14ファントムシーフ

後ろに控える間にスローの前残りの展開になり、ノーチャンスでした。ファントムシーフ自体は皐月賞から高く評価していましたが、武豊Jの最近の有力馬への乗り替わりは、ジャックドールなどすぐには結果が出ないという説があり、後者を信じるべきでした。2000m以下でミドルペース以上、上がり時計がかかるような展開が買い時かなと考えていますが、ストライクゾーンが狭いです。

9着 10シャザーン

上がりはいいけど位置取りも展開も合いませんでした。素質馬として評価されていますが、このままだと重賞を勝つのも怪しいのではと考えています。狙うなら秋のトライアルでしょうか。

11着 18サトノグランツ

大外かつ展開も合いませんでした。菊花賞向きと評価する声もありますが、川田Jの長距離はマイナスだと思います。この馬も秋のトライアルが狙い目な気がします。

13着 16パクスオトマニカ

さすが田辺Jと思わせる積極策でした。一瞬夢を見たのでやっぱり逃げ馬はいいですね。ツインターボやパンサラッサのようになれるかもしれないので、小回りのコースや、上記のレジェンドを生んだ福島で走ってみてほしいです。逃げ馬ファンとして応援しています。

14着 ✕4トップナイフ

穴候補として評価していましたが、買い目を絞るために切りました。内有利で先行したかったはずが、2戦連続でスタートを切れませんでした。時間をかけて立て直してほしいです。2000m以下が向いていると思うので、状態を整えてから別路線での活躍を期待しています。

中止 ✕17ドゥラエレーデ

穴候補として注目していましたが、まさかの落馬でした。これが勝敗を決したポイントだったと思います。今後は宝塚記念予定ということで、令和の激ヤバローテ馬として人気になりそうです。また個人的には秋か来年良いところを見れるかもと期待しています。昨年落馬したシルヴァーソニックとレース中や終わった後の大人しさが似ており、シルソニのようにとても賢い馬なんだなという印象を持ちました。こういう馬は操縦性も高いと思うので、身体が成長すればもっとやれると見ています。

最後に17着 ○2スキルヴィング

ゴールしましたが悲しい結果となりました。ルメールJとのコンビで青葉賞の走りは多くの人にダービーを期待させる強さでした。それにイクイノックスのように、ここよりも秋以降に期待できる馬でした。世代トップレベルの才能があっただけに悔やまれますが、今後青葉賞と聞くとこの馬を思い出すような、ずっと印象に残る馬です。

 

 

秋以降は路線が別れるため、菊花賞はもっと層が薄くなり、しかも皆が違う馬を推す状態だと思います。私は今のところはタスティエーラが優勢かなと考えてます。ガイアフォースやボルドグフーシュのように、夏の上がり馬が出てくるかに注目です。